膝痛に関して
膝痛に対する考え方
膝関節の疾患は外傷・変性・腫瘍・炎症等の原因にて治療方法が異なりますが、高齢者に多い変形症による関節水腫(関節に水が貯まる)に対しては、その程度が強いときには関節穿刺(関節の水を抜く)をします。
その後も必要に応じてヒアルロン酸の関節内注射を行います。
診察のポイント
触診にて関節水腫を確かめるだけでなく、どのくらい貯まっているかを想定し、症状によって関節穿刺を行ないます。
症状・診察所見、レントゲン検査の結果から治療方法を選択します。
主には保存的治療法(手術以外の治療法)を行います。
重度の方には手術の必要性を説明し、連携医療機関を紹介致します。
薬物療法
- 消炎鎮痛剤(内服・湿布)
- ヒアルロン酸注射
運動療法
運動を通して関節の動きや筋の働きを改善すると共に、日常生活での姿勢や動作、効率的な歩行、適切なスポーツ動作の指導などを行うことで、除痛や運動機能改善を図ります。
物理療法
干渉波
メドマー
マイクロ波治療器