メンタルヘルス対策(ラインケア)研修を受けました。
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
既にご存じのように、つくだ整形外科は2023年8月1日、創立20周年を迎えました。今年も新たなる気持ちで一歩を踏み出したいと思います。
私は神戸大学を昭和60年に卒業し、その後、大学院で整形外科・生化学の研究に従事し医学博士を取得。その間、医学部や医師の指導・研究に携わって参りました。その後、神戸大学関連施設である、神戸大学医学部附属病院・国立神戸病院・高砂市民病院・県立西宮病院で長年培ってきた臨床医としての経験をもとに、地域医療に貢献すべく2003年8月高砂市にて、つくだ整形外科を開院致しました。
当院の特徴として1・正確な診断と治療 2・リハビリテーションの充実 3・スポーツ障害に対する治療を掲げ、最新の医療機器の導入、院内外の研修を通じて、常に質の高い診断と治療を心掛け、近隣に基幹病院が多いことを武器に、強い連携を通じて、最先端の検査や治療ができる環境を作って参りました。リハビリについては、リハビリ室の拡大と共に、セラピストの増員・教育・研修に力を入れ、急性期から慢性期・回復期・生活期と、患者さんの状態に合わせたリハビリを実施するなど、リハビリ体制の強化をはかってきました。スポーツ障害については、野球が盛んである地域であると共に、投球障害の子供たちも多いため、投球障害治療に力を入れ、長年、東大の研究員の協力を得ながら、当院で築き上げてきた段階的なリハビリプログラムに沿って、疼痛期から競技復帰、再発予防に向けた取り組みを実施してきました。
またこの間、新型コロナという感染症が広がり、国内外において、多くの命が奪われました。当院もコロナ禍にあって、患者数が激減し経営的に厳しい状況となりましたが、自動受付機・自動会計機・web予約システム、遠隔診療、非対面のリモート会議等の感染予防システムを取り入れた結果、むしろ業務の効率化や多様な診療の選択が進み、患者さんが安心して診療できる体制を整えることができました。
またこの度、T'sスポーツメディカルの法人部で、新たにリハビリ施設を立ち上げました。これもコロナ禍により法人部の事業が経営的に苦境に陥る中、これまでの医療の範疇ではできなかった、疾病予防・パフォーマンス向上のリハビリ・トレーニング事業・地域包括ケアシステムに沿った介護事業と、新たなる事業創出としての取り組みの提言が、国に採択された結果として事業が立ち上がりました。大変感謝なことです。長い人生の間には様々な困難に直面することがありますが、耐えられない試練はない、あるいは逃れの道があることを信じて、これからも前を向いて歩んでいきたいと思います。
当社の全ての事業は、個々に独立しているものの、コンセプトとしては、つくだ整形外科を母体としてつながっており、地域の方々に、より健康で、より楽しく、よりよい生活をおくる「well-being」の考え方を中心に展開しています。これからも皆さまに信頼されるよう努め、質の高い医療・介護サービスを提供していきたいと思っています。今後も決意を新たに、この高砂の地で地域医療に貢献できるよう、誠心誠意努力する所存でございます。今年も、何卒、宜しくお願い致します。
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