下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは?

血管には心臓から血液を送る動脈と心臓へ血液を返す静脈の2種類があります。

下肢静脈瘤は足(特にふくらはぎ)の静脈の中にある弁が壊れることなどによって、足の血管に血液が溜まってしまう病気です。



症状
足の浮き出た血管
下肢静脈瘤で最も多い症状は、ふくらはぎや太ももの血管が「コブ」のように膨らんだり、足の細かい血管が増えるというものです。 良性の病気ですので、治療をしなくても全身の健康状態に深刻な影響をおよぼすことはありません。 しかし、自然に治ることがないため、治療を行わないと時間とともに進行します。 初期には「むくみ」や「だるさ」といった症状しか無いため、放置しておく人もいますが、進行してコブのように血管が膨らんでくると、人前で足を出すことがためらわれるようになります。就寝中の「こむら返り」や「かゆみ」などが慢性化する場合もあり、さらに放置した場合、くるぶしが黒ずんできたり(色素沈着)、硬くなったり(脂肪皮膚硬化症)します。

どのような人が下肢静脈瘤になりやすい?

遺伝
下肢静脈瘤は非常に遺伝性が高い病気です。 父親、または母親のどちらかに下肢静脈瘤がある場合には約40%、両親ともにある場合は約80%発症すると言われています。 「自分の両親は大丈夫」と思っても、静脈瘤があっても子供に言わない方も多いです。思い当たるふしがなくても、両親に一度は確認をしたほうがよいかもしれません。 もし両親に静脈瘤がある方は、日頃から足の状態をチェックしておき、むくみやだるさなどの症状が強いようであれば早めに受診するのが良いでしょう。


妊娠・出産
女性は妊娠・出産をきっかけに下肢静脈瘤ができやすくなります。 大抵の方は出産後に自然に改善していきますが、残念ながら1~2割の方は目立った血管やむくみが残ってしまいます。 また、出産回数が増えるほど、出産後も症状が残るようになります。 妊娠時は、女性ホルモンの影響で血管が広がりやすくなること、お腹の赤ちゃんの影響で静脈が圧迫されて血液が心臓に戻りにくくなることなどで、下肢静脈瘤が発症しやすくなります。

加齢
年齢が高くなるにつれ下肢静脈瘤になる頻度は上昇します。

立ち仕事
ずっと立ったままでいることで血液が滞留しやすく、静脈へ強い負担が掛かりやすくなります。


足が疲れやすく怠さを感じる
こむら返りを起こしやすい
前に比べむくみやすくなった
などの症状のある方は早めの受診をおすすめします。
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